ゴールデンウィークが終わると、来月には中検、HSKと検定試験が二つも待ち構えているので、みんな6月の中検に向けて勉強を始めている。
今回日曜教室で開講するのは中検2級の対策ですが、3級対策やHSK対策については個人レッスンで対応していくつもりです。なお、HSKの模擬テスト集を5セット編集し、電子ブックとしてホームページ
http://www.shigyosha.com/HSK/にて公開しています。興味ある方はそちらをご覧になってください。
中検2級のレベルはHSKの6~7級にあたりますが、公式ページによると「実務能力の基礎づくり完成との保証」となっています。
具体的には、◆複文を含むやや高度の中国語の文章を読み,◆3級程度の文章を書くことができること。◆日常的な話題での会話が行えること。
◆単語・熟語・慣用句の日本語訳・中国語訳,◆多音語・軽声の問題,◆語句の用法の誤り指摘,◆100~300字程度の文章の日本語訳・中国語訳。
昨日は中国語教育振興協会の2級予想問題をメンバーに配り、解きながら解説を加えていった。この予想問題、リスニングがやや簡単とみんな感じているようなので。5W1Hに則って、即席で問題を作り、解かせてみた。
文法事項は正解率が高く、さすが勉強熱心である。熟語・慣用句をいかに増やすかがこれからの課題である。
第2部はテーマ会話である。
ヨガ、水泳、宝くじの夢、旅行の土産話、笑い話…
ランダムに選んだテーマで話し始めると、聞き手が質問を出したり、聞き取れ部分の確認をとったり、相手の話に共感を示したり、笑ったり、朗らかな雰囲気の中で、2時間があっという間に過ぎていった。
テーマが事前に開示されていたこともあり、みんなが下用意していたので、いい調子で会話が弾んだ。
第1部の検定対策から通して参加したAさんによると、今日の勉強は、前半はいい緊張感があって、いかにも学習という2時間、後半はリラックスして中国語の交流ができたので、バランスのとれた、充実的な内容だったという。
通して参加するのは大変だと思うが、こう言ってもらえると嬉しかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿